窯ろぐ

富本憲吉と松斎陶苑四代目

2022年3月15日

祖父の友人でもあり、「新匠工芸会」の同志であった染織家 伊砂利彦先生の十三回忌となる2022年に「=記憶= 伊砂利彦 展」が京都市国際交流会館 別館和室」で開催されました。「新匠工芸会」は富本憲吉が中心となって、「日展」の作家や若手出品者の勉強会から始まっています。祖父も長年在籍していて、恩師と仰ぐ「富本憲吉」と祖父の作品を並べて展示していただき、喜んでいると思います。余談ですが、「富本憲吉賞」受賞のこの花器の作品名は、当時3歳だった私が「大きなお花」と言ったところから祖父が「花の花器」と名付けたそうです。私は覚えていませんが。
(松斎陶苑四代目であった祖父は1990年永眠)