カレーライスで器くらべです。
京都人は昔も今もハイカラなものが大好きで、
パンやコーヒー、洋食などが、「おばんざい」「和食」と並んで愛され続けています。
肉じゃがや串カツを作るとき、豚肉より牛肉で作ります。
カレーライスもまた然り。
もちろん、チキンカレーやポークカレーも大好きです!
見込み(料理が盛り付けられる部分)のサイズ・形状でくらべる
種類で分けると「中皿」に属する器を今回は使用しました。
器の模様でくらべる
「線彫り十角皿」
白い皿はどこのご家庭にもあると思いますが、マットな仕上がりの十角皿は珍しいかもしれません。
立ち上がった縁部分にかすかにわかるくらいの線彫りを入れた上に、無造作に引いた線画がアクセントになってます。
「flower plate L」
ぽってりした白マットが、心地よいぬくもりを感じさせます。
皿の回りのぷくぷくとした愛らしい形状は、鎬(しのぎ)という削り込んで模様を作る方法と違って、型を使った打ち込み製法で作られているそうです。
「ヤマザキ春のパン祭り'20」
使い勝手よしのこのプレートを手に入れるため、ヤマザキのパンばかり食べていた20年の冬。
うちは陶器屋ですが、朝昼晩365日京焼のやきものを使い続けているのではなく、汎用性の高いシンプルなパン祭りプレートのような器も時には使います。
器を変えるだけで、いつもの料理を新鮮に感じる事ができます。魯山人曰く、器は料理の着物だそうですから、楽しみながら衣替え(器替え)に挑戦してみてはいかがでしょう。新しい発見があるかもしれません。